
4IRスマートファクトリーのコンセプト
より優れた工場向けのシステムを目指して30年。CIMX株式会社のリーダー中島が語る真のスマートファクトリーとは
4th INDUSTRY REVOLUTION (4IR) & DIGITAL TRANSFORMATION (DX)
世界はデジタルトランスフォーメーションに向かって急激にシフトしています。このままでは日本は世界の中で大きく後れをとるでしょう。
日本はこの150年間欧米諸国の背中を見ながら「追いつけ、追い越せ」と頑張ってきました。その中核をなしてきたのはものづくりの工場です。しかし、バブル崩壊以降その力も下降を辿っています。ここで日本が逆転し世界一のものづくりの地位を取り戻すにはデジタル化だけは難しいでしょう。日本の強みであるものづくりの職人の技と心をペアリングした工場を作ることが必要です。
“作る人”から“創る人”へ
未来の工場では 人の働き方だけなく意義も変わる
4IR/デジタル・トランスフォーメションが進んだ工場では、これまでコントロールができなかった部分も最新テクノロジーを用いてコントロールできるようなります。
ロボットやAIが今までの人の代わりをしてくれるのです。それにより人の働き方も変わってきます。
スマートファクトリーの目的は決して工場から人を追い出し失業させることではありません。これからは少ない人数で工場を動かしながら改善方法を常に考え工夫していくことになります。労働の質が作業から創造に代わることになるのです。
![shutterstock_748227862-[Converted]_001.j](https://static.wixstatic.com/media/d9548a_622f65603d654c4a93db096ee89e4cb4~mv2.jpg/v1/fill/w_747,h_392,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/shutterstock_748227862-%5BConverted%5D_001_j.jpg)
蒸気機関
電気エネルギー
コンピューター
による生産
IoT産業革命
4IR
石炭をエネルギーとした蒸気機関の登場で、繊維工業が大きく発展。工業の時代が到来。でも、まだ軽工業が中心
電気をエネルギーとして大量生産が可能に。軽工業から重工業へのシフト。特にアメリカやドイツにおける重工豪が大きく発展する。
コンピュータの登場により生産の自動化が可能に。日本の製造業が、世界をけん引する時代でもあった。
生産設備のみならず工場を取り巻くあらゆる存在物は相互に接続され、考える工場の時代に突入。工場と人との関係が大きく変わろうとしている。
DX=デジタルトランスフォーメーション
身の回りのあらゆる”こと”がデータに変換されて扱われる
IoT=モノとコトのインターネット
身の回りのあらゆるものがインターネットにつながる仕組みが出来て、新しいことが起きる。

学習・成長する工場
人の働き方が変わることは工場も変わることにつながる
社会はAIやIoTの導入により人の働き方が変っていきます。 その時、工場も変わっていきます。私たちの目指すスマートファクトリーは人も組織も共に学習、成長する工場です。
「学習する組織とは学習と成長の意思を有する人にチャンスを与え、自らも学習して進化する組織のことである」 。
出典「学習する組織」(ピーター・センゲ著)
このような組織・会社はエクセレントカンパニーと呼ばれています。
職人の“心”が残っている中小企業の町工場で職人の“技”までもデジタル化できれば、エクセレントカンパニーになれるチャンスがあります。


未来を恐れず変身しよう
「情報づくり」工場に向けて生まれ変わる
データが資源になる時代こそ、リアルな場でしか得られない情報を持っているのは現場を持つ者の最大の強みと言えます。
この強みを活かすには、「ものづくり」の工場から「情報づくり」の工場に変わることです。その時には、ただ、IoTを導入するのではなく、会社そのものもIoT企業に生まれ変わるというほどの発想の転換が必要となります。
かつて「決断」と「実行」という言葉が日本にもありました。
まさしく今こそ、その時です。
私たちCIMXはすべての現場をもつ「ものづくり」工場の方が「情報づくり」工場に生まれる変わるためのお手伝いができるよう私たち自身も変身していきます。